N°5 - I WANT YOUR UGLY, I WANT YOUR DISEASE

傷を愛している――私の場合、ツインフレームはそんなに夢に出てきません。だけど昨日久しぶりに出てきてくれました。

そこで思ったのは、ああ私はまだこの人に対して愛情を持っているなって。以前、愛が冷めた的なことを言いましたが、結局簡単に切れる関係ではなくて......

自分は本当に彼を愛しているのか、これを愛だと呼んでいいのか、長いこと分からずにいます。

私が愛しているのは、彼自身というより、彼の「傷」なんじゃないかって。

私が愛だと思っていたのは、傷なんじゃないか

そしてその傷とは、実際には彼を見ているようで、鏡に映った傷だらけの私自身を見ているような気がします。「傷が愛の正体」なのかもしれないけど...考え過ぎ?

私の好きな小説にこんな場面があります:


私の中の一部が、愛していると言いたがっていたけど、本当にそうなのか自信がなかった。私たちの心は同じところが欠けている。だから愛しているのかもしれないけど、それを愛と言っていいのかどうか、確信が持てない。

どこまでも亀 (Turtles All the Way Down) / ジョン・グリーン著 金原瑞人 訳, 216p


いいシーンなのでこれ以上引用しません。いい言葉が沢山あるんですよ。ヤング・アダルト(YA)小説なのですが是非読んでみてください。構成も素晴らしいし、読めば読むほど深いので、初めはそんなにかもと思ったのに、最終的には私が読んだジョン・グリーンの小説の中で最も完成されていて好きです。いつもながら翻訳も素晴らしいんですよね。

シャイリーン・ウッドリーやナット・ウルフが出演してヒットした映画「きっと、星のせいじゃない。」の原作を書いた著者と言えばご存知かもしれません。この邦題は、原題の “The Fault in Our Stars” と反していて大嫌いなのですが笑、小説では「さよならを待つふたりのために」となっています。実はお涙頂戴ではないのがいいところです。

思えば、傷がある人ばかり好きになっているような...。少なくとも私が、傷があると仮定した人が。それは私の傷に反応した結果だと思うのです。

ツインフレームということは、お互いに傷を持っていることは確定ですけどね。


でも気づきました。傷ついていてもいいんですよ。正当な理由なんです。何があったにせよ。それを無理矢理、今すぐ治せって言って治るもんでもなし、それなりに時間はかかると思います。誰かの愛が凍て付く氷を溶かすことだってある。癒すために勇気は必要でも、まずは傷がある自分を否定しちゃダメですよね。

――そう、それでタイトルを変えました。思いついたので。ガガの曲からの引用ですね。英語の歌詞サイト Genius(URL) では、アーティスト本人もしくはファンによる注釈(解説または考察)ページが設けられるのですが、下記及びこの記事のタイトルの歌詞の部分については、"You're [like], ...(中略) I want all the most disgusting parts of you that you think nobody will ever love..." と本人がインタビューで語っていたようです。「誰も愛してくれないようなあなたの最も嫌悪するところ全てがほしいって感じ」と。

確かにこれはずっと思ってました。恋愛って、その人が思っているであろう欠点やコンプレックスも含めて好きになりませんか? 私は、好きになった人ならその人の髪の毛がフランシスコ・ザビエル*ぐらい薄かろうが好きでしたよ。遅かれ早かれ、人は大体そうなるし。究極を言えば「形あるもの全てなくなる」ので。こればっかりは仕方ないですもの。そりゃ、あるに越したことはないかもしれないけど、無いもんはないし、実際の経験上、気になりませんでしたね。解決策と言っても、ドナルド・トランプほどの富豪ですらあの状態のままでいるということからして、彼にとって育毛や植毛が現代の方法では有効ではないか、コストやリスクに見合わないんだろうし。彼の場合は作戦かもしれませんけどね(引き合いに出してごめんなさいね)。なんなら「そこを受け入れるから!」なんて思いますよね。気にしなくていいよって。でも逆に自分が好かれる場合には、「自分のこんな部分が本当に好きなの?」と途端に不安になったり、理解できなかったりする。と同時に、そこを最も受け入れてほしかったりするものです。
それにしても、disease(病気)って凄い言葉ですよね。私が好きになる人も私自身も愛着障害の傾向だらけですよ。で、結局その部分が嫌になって別れたりね笑。HAHAHAHA


I want your ugly, I want your disease
I want your everything as long as it's free
I want your love

――Bad Romance / Lady Gaga


私の好きな本、映画は、サイドバーのプロフィールから飛べますので是非。

*彼はトンスラで敢えてそうしてたかもしれませんけど。タロットの司祭にあるみたいにね。

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