N°36 - L'ERMITA, 隠者は正しかった。携帯の電源をオフにする効能

Sep.21

自分で実感したことだが、どうも携帯電話の電源をオフにすると、私の場合すぐに効果が現れた。「携帯を触らないでいる」では不十分らしい。アニータさんが「少なくとも1日, 2日電源をオフにしてほしい」と本で語っていた。

半信半疑の中、まずは数時間だけでもとオフにしてみたところ、なるほど確かに自分の隠れた感情や思考がみるみるうちに浮上してくる。投げかけると、暫くして答えが見つかってくる。思いついたままに書き出してみる。これが『声』というやつか。音として聞こえるのではない。湧き上がってくる。

自分の中にしか答えはない」と人は言うが、それはこういうことかと思った。私の思考や感情や行動は過去のパターンからできている。その原因(答え)は私しか持っていない。どう感じ、どう考え、どう受け止め、どう対処したかは人それぞれだから、私にとっての答えは私にしか出せない。パーソナルでしかありえないんだ。

TVなど外側の情報、テクノロジー、できる限りシャットアウトした。TV大好き世代と同居している場合、音量を限りなく小さくする、音を無くす、目をやらない、別の部屋で一人になるなどして出来る限り遮断する。

自分以外のもの、つまり外側を遮断すると、そこには自分しか残らない。自分と繋がりやすくなるというわけなんだ。私は、ああタロットの『隠者』は正しかったんだと思った。彼は人里離れたところで自分の真実を見つけようとしている。外側のものに囲まれていたのでは見つからないんだ。


わたしはわたしが好きだ。孤独になって、友達がいなくなって、心細くなればなるほど、わたしはわたしを大切に思うようになる。
- シャーロット・ブロンテ


隠者というといつもこの言葉を思い出す。それに真理だと思う。自分と向き合わざるをえなくなって、自分が見えてくる、理解していく、好きになっていく。

外側のボリュームが大きかったせいで、自分の声を聞き漏らしていたんだ。本当はそれはずっと私に語りかけていた。言い換えるなら、自分の本心から目を逸らすために外側の情報の中に身を置いていたのかもしれない。そうやって誤魔化して生きてきて、向き合っていなかったのかもしれない。対峙することを避けていたのかもしれない。

実にシンプルだった。騙されたと思ってやってみてほしい。

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