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Showing posts from May, 2026

N°72 - 曖昧なままで... SIT WITH AMBIGUITY / DELEVINGNE'S WINE

13 may  答えを出さなければならない「問題」と見なすのではなく、ただの「状態」として、曖昧さや不確かさの中にいることは大切だ。 ハッキリさせたいことなんていくらでもあるけど、以前nhk「100分de名著」でやってたゴシック小説『ドラキュラ』の回で小川公代さんが紹介してた、 negative capability (ネガティブ・ケイパビリティ: 不確かさや疑念の中にいられる能力) というジョン・キーツの言葉が忘れられない。曖昧さを大目に見る、白黒つかない問題を焦って単純化しない、分かった気になって相手の気持ちを決めつけない、あらゆる可能性を考慮しておく...そんな感じ。恋愛だってそうだよね。 宙ぶらりんでいられることがこのところのテーマ。 pending - 何も事が起きない時間を受け入れるしかない『吊るし人』のように、でも『節制』のように、白と黒とを混ぜたグレーを許容すること。 私の性自認自体アンビギュアス(曖昧/多義的)で、クィアだなと思いつつも結局よくわからないまま放置してる。確定しなくてもいい気持ちと確定したい気持ちがある、むず痒い狭間。(基本的にはどうでもいいやってなってるけど時々悩む) しかし、疑問の数の方が多く、答えがあることの方が少ない。 ✴︎ 世代的にも、不確実性や予測不能な事態に対する耐性が低い と思うんだよね。瞬時に答えにアクセスできて、人と繋がれて、行く前からどこの店に何がいくらで置いてあるのもわかるし、何時までやってるか今日開いてるかもわかるじゃん? (余は1995年射手座冥王星のミレニアルとZのミックス。ちゃんと計算したら初カキコ...とタメだったね。遅生まれ=1994年だと冥王星は蠍座) 昭和だと、「とりあえず行ってみる、空振りだったらそれはそれで仕方ない」という体験をしてきてるから耐性があると思う。だから行動力もある。いや行くしかないんだよって言われそうだけど、無駄ボーン🦴したくない人からしたらフッ軽なんだぜ。待ち合わせだってそう。 上の世代は偶然性と親しみがある 。それを受容できるし、偶然を体験する頻度も私たちより高かったはず。早い話「なんとかなるっしょ」みたいな楽観性にも繋がる。スピリチュアルに言えば人生を信頼することになる。サレンダー的な手放し。 若い世代で友人・恋人間でgps共有するのが流行っているのは、待ち合...

N°71 - IT'S BETTER IF YOU DON'T UNDERSTAND

*短い投稿*  頭に浮かんだあの曲なんだっけと思ったら Bruno Mars の " The Other Side " (feat. Cee Lo Green & B.o.B) だった。 よく聴いてた。これ大好き。 歌詞は少し抽象的だけど、それこそ歌詞の中にあるように意味なんて深く考えなくていいよね。野暮なんだと思う。聴いてるだけでその曲のエネルギーを感じるしね。ゆってぃだって宇宙人の格好してワカチコ言ってたじゃないか link - youtube "The Universe never explains why" *1  - 宇宙は決して理由を説明しない。頭ではなく心で生きるようにシフトしてる最中。自然と見せてもらえればいいかなって。こんな投稿がある。植物が太陽光に照らされてる絵で、一方は虫眼鏡で光を集め植物を焼き尽くす図、もう一方はただ太陽に当たらせて花が咲いた図。前者は「何かを理解するために考えすぎる」、後者は「時間に真実を明らかにさせる」とキャプション付き。 *2 どうにかしようと(解決しようと)もがくことは今が問題であることを前提にしてる。エイブラハムが放っておけと言うのはこういうことなんだろう。それに慣れてきている。自然は静寂であり、静寂は自然なことだ。 Life is not in a rush to unfold before you. The only reason you feel rushed is because you are comparing yourself to where you should be, or where others are. Amber Lyon via ig @thatcoolmoodboard 人生は、あなたの前に展開することを急いでいるわけではありません。 あなたが焦りを感じる唯一の理由は、自分がいるべき場所や他人がいる場所と今の自分を比べているからです *1 - via ig someone's story, a photo of a book idk *2 - "overthinking to understand something", "letting time unfold the truth"....

N°70 - 運命の輪: 世界が敵じゃなくなるのは、陰の存在を感情レベルで受け入れたとき

うーん『自然の法則』のこだわり回唸るほど凄いな。 「こうじゃなきゃいけない」って世界に対してまだ思ってるな。現実の展開に対して。 自分自身の在り方については「こういう人間じゃなきゃいけない」というのは徐々に外れてきていると思うんだけど。 思い通りにいかなくてつらい・悲しいという感情を感じたくないがために 、心ではなく頭で、 もうこんな思い二度としたくないから 「思い通りにするにはどうしたらいいか」を考え始める って。それだ。本来は心の話なのに、頭で対処しようとしてるんだ。(何でも解決しようとする癖もこれじゃないかな) でも部署違いだから、というかそもそもの原因(感情を感じない・受け止めない)にアプローチしてないから効果があるはずがない。むしろ、「陰の感情」の存在を打ち消そうとしていて、それは不自然なことなので、陰の存在を受け入れてもらおうとさらに陰性の出来事が用意される。世界は陰陽で出来ているからどちらかを消すことは不可能だ。(ネガティブな感情を手放すというのは感じて受け入れた、その先の話だ。『星』とか)。 上手く行く時もあれば行かない時もある。 至極当然のことなんだけど、これがね、受け入れられてない。調子のいいとこだけ味わおうとしてるってことだよね。一時期流行った toxic positivity (ネガティブを極限まで排除したいという動き) みたいなもんで。 『運命の輪』 が言わんとしているのはそういうことではないかと。人生のアップダウン――運命というと長いスパンのことのように感じられるが――日々の出来事であっても、楽しいとき、悲しいとき、というのはあるもんだ。そういう仕組みであること、サイクルであること、そのシステムごと受け入れろってことだよね。この車輪は静止してない。静止して見えても。一方の裏には必ずもう一方があり、セットだ。悲しいことばかり起きるわけじゃないし、楽しいことばかり起きるわけじゃない。そのときによって響く言葉が違う。 この "運命" は destiny でも fate でもなくて fortune だ。 フォーチュンとは、辞書によると偶然起こることによる運(幸運・不運)、人生の浮き沈みのこと。 それを車輪で表すことが秀逸で、もはや私のせいでもないし、どんなにお行儀良くしようが周波数を高めようが、思い通りに行かないことはある。と...