N°32 - エンパス EMPATH. LIVING YOUR LIFE FROM JOY INSTEAD OF FROM FEAR
前回の記事で紹介した臨死体験の本「喜びから人生を生きる (原題: Dying to Be Me)」を読み終えました。10周年記念版のあとがきは、あとがきというレベルではなく1章分ぐらいあります。そこにはウエイン・ダイアー博士(Wayne Dyer)の死後に起きた不思議なことと、エンパス(Empath)について書かれていました。私も間違いなくエンパスだと思います。
多くの人もそう考えるでしょうけど私の個人的な見立てでは、エンパスは魚座の性質に似ています。海王星は境界線を融解させますからね(その最も好ましい表現がワンネスでしょう)。ライツや個人天体に魚座があったり、海王星の強いコンタクトがあるからといって必ずしもそうだなどと強引な主張をするつもりはないですが、一種の繊細さは持つでしょう。
[N°12]絶の回で、「中古品に他人のエネルギーを感じる、自分のものとは思えない」と話しましたが、それもエンパスの特徴の一つのようです。ナチュラルスピリット社から彼女の3作目「繊細さは、これからの時代の強さです (Sensitive is the New Strong)」の翻訳が出ていますが、その紹介ビデオで同書の中にある[エンパステスト]を紹介しています。英語で受けたい方は彼女の[公式サイト]からできます。――正直この手のテストって答えにくいですよね笑。昔はイエスだったけど今は違うんだよなとか、文章の最初は当てはまるけど、みたいな。私は29/34個当てはまりました。自分なりに昔より境界線を引けているからでしょうか。なんかスコアが高いとマウント取ってるみたいに思いますが実際にはそれほど気にかけなきゃいけないということですからね笑。嬉しいやら悲しいやら。それに同書でなんと言ってるか知りませんが、数に限らず「この項目に当てはまるならそうでしょ」とかも思いますし。結局は個人の判断を加味していいんじゃないでしょうか。
実際、繊細さはintensityであり、良いものを深く感じ取り感動できるという利点はありますが、日常生活では結構苦労するものです。だけどこの本を読むかは今はちょっとわからないです。
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ここからは、第1作目の感想を述べますね。
まず、買う価値はあったと結論づけたいと思います。10年前の発売当時ならいざ知らず、今となっては目新しいメッセージではないと思いますが、理解が深まりました。間違いなく理解しやすくなりました。邦題にある「喜びから人生を生きる」とは本文中から抜粋したもので、今まで彼女は「恐れの気持ちから生きていた」のでそれを「喜びの気持ちから生きる」に変えたという意味だとわかりました。昨日IG*で、"FEAR stans for False Evidence Appearing Real" と読みました。本物に見える偽の証明だと。
* @loganhollowell (a jewelry shop)
私は元来懐疑的な人物ですが、彼女の臨死体験は素直に信じられました。これは彼女の言っている内容が随分と世間に浸透し、そのあとで私はスピリチュアリズムに出会ったので、大部分に対して受け皿ができていたというのも大きいでしょうね。また、前回の記事で紹介した月夜見さんの著書(*もちろん彼女の著書の方がずっと後に出版されていますが。彼女は生きたまま他の次元の情報を得ることができるようです)や、度々このブログで言及している霊界にいる故人のエリックの発言とも矛盾しませんでした。ただ後者の彼らのことをどうしても「凄い」と思いがちかもしれません。悟りきってるんでしょ、みたいな。その点、彼女の実体験に基づいた文章は心に届きやすいかもしれませんね。
アニータさんの文章はやや繰り返しがありますし、「物凄く上手い」わけでもありませんが、「ゴーストライターを使った方がいい」というレビューには反対です。そうするとそれが露見したときに、彼女の発言全てに信憑性がなくなってしまうおそれがあるので、本人が書いたということが翻訳からでも感じられた方が私は信頼できます。それに、誰に限らず文章には好みがあると思いますが、読みやすいと思いますし、他の価値観を否定せず、あくまで自分の体験した範囲からの説明だからと決めつけない彼女の言い方が私は好きです。説教という形も取っていません。
あとがきについてですが、博士の死後に起きた数々のことには驚かされました! 面白いです。これだけでも読む価値があるというか、今買うなら間違いなく10周年記念エディションがいいです。もし他でこの話が出ていないなら、以前のものを買った人にもお薦めかもしれません。
私は彼のことを全く知らないのですが、Wikipedia には孤児院育ちとありますから相当なご苦労をされたのではないでしょうか――――(ああ、「エレパレ」を思い出しました。東京吉本17期生で発生した「激痛お笑いサークル」についての[ドキュメンタリー]が、芸人ニューヨークのチャンネルにあるのですが、面白いし、全然スピと関係ないですが意外に考えさせられるし感動ものなので、[後日談エピソード0]と合わせてお勧めです)――――アニータさんは私からすると経済的にも家族愛にも恵まれた育ちです。もちろん苦労はあるのでしょうけど、不幸な生い立ちの人の方が親近感は当然湧きます。どうしようもないことです。そういう人の方が、愛を知らずに育つことの影響の深さを知っているので世の中の犯罪者やこの世の負の側面(表現)について、愛されて育ってきた人より幾分理解しやすいのは当然のことです。もちろん「病んでる人」全員がグレるわけでも、犯罪を犯すわけでもないし、それを肯定していません。犯罪心理学的な物の見方をしなければ根本的に犯罪を無くす方向性には行かないという話です。彼女はその理解を臨死体験を経て得たようでした。
とはいえアニータさんが苦痛に感じた、インド人社会の文化的信条や、カルマの概念、解脱を目指す宗教観は、日本社会にも大変馴染みがあると思うので非常に共感できました。
私も結構、小さい頃から解脱を目指して生きがちで、もう二度と生まれてきたくないという悲しい思いから、更なる精神的な高みへ昇ろう昇ろうとして、ゴール志向という男性性の生き方を自分に課してきました。目的意識や向上心があるのは決して「悪い」わけではないですが、土星が強い分、修行僧になりがちで、ただ遊んでいたい、楽をしたいという楽観的なもう一人の私(女性性)と対立します。私としてはもうがんばるのはやめにして、(やったことないけど)牧場物語ぐらい牧歌的に生きようかなと移行している最中です(農業やらないので雰囲気ですけどね。先日、それに関してノース・ノードについての記事を見つけて非常にタメになりましたので次回ご紹介します)。
私は何世代にも渡って随分と保守的な家で育ったもんだから(だからIC山羊座なのか)、結婚についてもやんや言われてきましたし、アニータさんのように自己犠牲的な生き方をしてきました。イジメは私も経験があります。だからそうした事柄が「自分の光を翳らせる」という表現がベタだけど非常によくわかります。
ただ自分自身であればいい。好きなものを食べ、自分を優先し、必要なときにはNOと言い、自分を楽しませる。本当は実にシンプルな話です。自分が不快に思ったり傷ついたので、その気持ちを伝えたり、「その言い方をやめてほしい」と言うことでさえ、(しかも家族に)言うことが難しく感じられることもあります。それは今日起こったことですが、ついユーモアがあるような言い方をして、ストレートに怒りを出さずに、こっちの真剣さが半分も伝わらないことになるのですが、言えただけマシと思うことにします。結局察することができない人たちだから言わなきゃ分かってもらえないし、言わないと自分の中がモヤモヤして感情が片付きませんので。
ただ、臨死体験で得られるような「無条件の愛」という究極的な安堵感や大きな愛といったものの感覚、自分という存在が周りや宇宙全体に影響しているというパワフル感、ワンネス感、自分の本質的な美しさに対する明晰な気づき、というのは、体験していない私たちにはなかなか掴めない真実であることは、言うまでもありません。そのギャップを埋めるために彼女は伝える仕事をしているのでしょうけど。そこに至るまでの過程はさぞかし苦痛だっただろうけどこれ自体はとても貴重で幸運な体験ですよね(ツインフレームを体験している私も幸運ですね)。
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最近はやっぱりデジタル・デトックスの必要性が出てきました。個人的に。読み終えてから彼女を見習って携帯をオフにしてたんですけど、感想をまとめたくて今ブログを書いちゃいました。あはは。「本でも動画でも外側にヒントを求めがち」と本にもありましたが、それは否めないし、自分の本当の声や願いというのを聞き漏らさないためにはやはり、静寂が必要なんでしょうね。
高校生のときからスマホなのでどっぷりです。結局iPodみたいに音楽と携帯が切り離されていた方が健康的だったなと思います。今は全てが繋がっているからスマホ一つで事足りる代わりに、携帯を触る機会がガラケー時代に比べて格段に増えてしまったということです。映画もTVも観れるし(ガラケーは1年も使ってないけどワンセグってあまり使わなかった。Tverや配信サービスが増えたのもある)、本も読める、ゲームも多様化、SNSも発展、とにかく情報量がえげつないことになっている。それでも身近な人とSNSで繋がらないようにしてるのでそこの線引きはありますが、携帯を触らない日はないし、ストレスが溜まるとASMRを何時間も見がちだったりして。
- 前に言ったかもしれませんが、私の場合のASMRとは、所謂TVで「若者がよく見てるASMR」として紹介される、咀嚼音とか囁き声ではありません。それは物凄く気持ち悪いので絶対に見ません。ここは明確に線引きさせてください。本当に余談ですが、昔は Soap cutting (石鹸をカッターナイフで切る音を楽しむやつ。正確にはテーブルに落ちた音が気持ちいい)が主だったけど、今は日用品・トイ・化粧品等のオーガナイズや、ヴィンテージ品のリストア系の動画です。ギャルみたいな長いネイルが好きなので、nail tapping ですね。管理したいんだろうな、日常のカオスを。めちゃくちゃ山羊っぽくないですか? あるいは魚座の土星なのかもしれない。清潔に整理整頓するのは乙女っぽいし、修繕は山羊だし、私はセンサリー・トイが好きなのでそれは牡牛座っぽい。日用品というのが4h過多に合ってる。なんか知らんけど外国の食料品のパッケージが異様に好きで、見てるだけで楽しい。(たぶん日本だけが特殊でレイアウトがガチャガチャしている。大変気に食わない)。地のサインは弱めだし、とはいえICは山羊座なのでグラウンディングのためにやってるのかとさえ思います。以前はもちろん、「プッシュアップトイとかハンドスピナーなんて誰が買うんだよ」側の人間でした。ところが、発達障害系の人のために開発されたなんちゃらと聞いて、自分が五感を刺激するのが好きだということにも気づいて買ってみたらなかなか良かったというオチです。否定から入ってええやんってひっくり返ることが結構多い。私、自分の指の節を触るのが好きなんです。溝がいい。エンボス加工も好き。食品サンプルのゴツゴツも好き。触りたくなっちゃうよね。落ち着くよね。楽しいよね!
★★★
話が逸れました。とにかく、動画の発信者に「あなたは愛そのもの」と言われるよりも、具体的にそれを説明されたのでどういうことか分かってよかったと思います。
やっぱり二元論は幻想だなということと、ポジティブ思考至上主義じゃないことがわかってホッとしました。どれも理にかなっています。健康的な食事じゃなきゃダメということもないし。誰でも発信できる時代なので、観るものを選ばないととんでもないことを言ってる人とか、表面的な解釈も多いスピリチュアル界隈で、本質的なことを言っている本作はお薦めですね。
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