N°57 - 甘い恋人たち ELF, TRUFFLES & MIDSOMMAR
“LOVERS ARE LIKE TRUFFLES...
BEST KEPT APART,
EACH ENROBED IN THEIR OWN SWEET ILLUSIONS.”
ベルギーのトリュフチョコレートの箱に楽しい言葉を見つけました。前回の重力に通じる話です。(N°56)
"恋人はトリュフのようなもの...
引き離され、それぞれが独自の甘い幻想に包まれているのが一番"
トリュフチョコレートとは、ココアパウダーでまぶされた、クリームや洋酒を使った柔らかいチョコレート菓子です。
確かにそうですね。「誰も、現実には夢中になれないから」*1
そういう幻想を抱くことを「悪いこと」だと思っていたんですが、確かに自分の理想でろくろを回しているので幸せではありますよね。善悪ジャッジをしないようにしよう
金星アスペクトもあるけど、バリ交際経験少ないブンブンなので*2、ぶっちゃけ幻想傾向は顕著だと思います。笑
このトリュフの言葉で検索すると、ギリシャ/ローマ神話の『ピューモラスとティスベー』がヒットしました。
これは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』と『夏の夜の夢』の作品のモデルになったと言われています*3。さらに驚きなのが、今、『ドラクエ3』のリメイクをやってるのですが笑、ちょうど今やってるとこのストーリーがこれを模したものなんです。森の中にある妖精の国『エルフの隠れ里』と『ノアニール』の国で種族を超えた禁忌の駆け落ちをしてます。今作は実際の国名をもじっていて、北にあるノアニールはノルウェーとのこと。実際、街の建物や石垣がノルウェーっぽいです。エルフは北欧神話にも登場します。*3-2
最近やたらとエルフが気になっていて。今まで妖精とかピンと来なかったし、いまいち信じてもなかったし、いいイメージもなくて、いたずらばかりする厄介なやつという印象でした。それは人間側の信念(ビリーフ)によって見る姿(観察)を変えているんでしょうか。実際、エルフは良い働きをしたときもあれば、悪い働きをしたときもあると伝えられていて――この善悪はもちろん、その人間にとって都合がいいか悪いかでしかないのだが――エルフ側の証言はないから、フェアじゃないのかも。
『エルフの舞』を見た人間は、ほんの数時間そうしてたつもりが、実際には多くの歳月が経過していたことに気づくのだそう。*4 先程の「ノアニール」の住人も、エルフの女王の怒りを買ったせいで何年も眠らされていました。ゲームでは、さらに、洞窟にいるノームと思われる小人の「ノルド」も登場しますが、いずれも人間嫌いです。
エルフが踊った後には円形の跡ができました。そうした『フェアリーリング』*5 は、草の上にキノコが輪状に生えていて、その見た目は確かに、妖精が作り出したと考えるのも不思議ではないぐらい、かわいらしい。älvdanser 『エルフの踊り』 (elf dances) または älvringar 『エルフの輪』(elf circles) と呼ばれていたが、ドイツでは Hexenring、フランスでは Rond de sorcières と、いずれも『魔女の輪』と呼ばれている。
エルフの踊りは、霧深い朝か、夜の草原で見ることができる。August Malmström の光り輝く絵画 Älvalek “Elf Play” (1866) が美しい。英語版 Elf の wiki から見ることができます。
🧝♀️ 🌳 🧝♂️
- *1 - 成田悠輔氏の言葉の引用元: link by 『出版区』#100 これも神回だったな: 私も日本の「文字で説明しすぎる」文化には一家言あって、TVのテロップとスタジオの背景、CMの説明口調、本の帯と表紙のきたなさ、特に健康にいい飲むヨーグルト系にありがちな「文章で効果を説明する」パッケージ、日本ファッション雑誌の中のレイアウト、ほんときたない。(注意: 彼はそう言っていない)。パケ買いさせてみろ。日本人のインスタの投稿とか顕著じゃないですか。オススメxx何選みたいな。だから日本語の投稿が出ないようにしてます。写真のアプリなのにテロップで全部説明するでしょ。絵の力を信頼してないの。美しい写真を載せるってのがコンセプトだったのにさ。デザインが育たなくて、がちゃがちゃうるさい。芸術を軽視しているよね。装丁の醜さ、見にくさ。売れるのか良さが伝わるのか不安だからでしょ。それでようやく気づいてきたね、家のインテリアに置くには本の表紙がダサすぎるって。お菓子一つとってもそう。余白がない。見にくい。漫画の表紙も。詰め込みすぎで、何を打ち出したいのかわからない。見た目を良くしろ。スッキリしろ。想像力を掻き立てさせろよ。広告代理店が始まりなの? 有隣堂の今と昔を比較すれば分かるよ。戦後からの商売っ気しかない店内の陳列、街の景観。統一性の無さ、日本発祥のファッションにありがちなレイヤー重ねすぎの盛るコーディネート。「過剰」。全体像を見てない。大体、近代日本の製品ってどれも芸術点低くて、フィギュアスケート選手の衣装も歳の割に子どもっぽい+色彩センス終わってるし、とりわけアスリート選手/運動部だけど、学生時代生徒全員に一切のオシャレを許さなかった弊害で何世代渡ってもヘアスタイル中学生みたいでしょ。引退してから綺麗になるのは当然だよね。コスメだって中国と韓国に簡単に抜かれた。品質はいいのに。見た目と値段でしょ。社会で許容されるために冒険しない無害メイクだから日本のは色素薄いしどれ買っても同じなぐらいバリエーションがない。何でもかんでもくすませときゃオシャレだと思ってる。「集団で浮かない、主張しない」ことに重きを置いてるから。結局怖がりなんだよね。企業は自分で考えられないならAI使ったらいいのに。いつまでもセンスが古くさい。洋楽につける邦題ぐらい終わってる。明らかに世代交代してない。隣国がキャラクターやブランドのパチモンを平気で売るように、パクることに罪悪感やモラルがない代わりに欧米の美意識や需要を積極的に学んでるよね。AIも積極的に使ってるんだろう。この頑固さは、なんだかんだ外国に興味ないんじゃないかとすら思うね。西洋美の情報がベルサイユ宮殿で止まってるんじゃないか? オシャレといったら極端に無彩色なミニマリズムの工場のような住宅建築とかさ。大好きなアメリカから何学んだんだよ。
- *2 - Bari, Kousai-keiken sukunai, Bunbun, BKB, ヒーヤッ
- *3 - Pyramus and Thisbe jpn wiki link: 確かにストーリーがロミオとジュリエットだ。翻訳が古くさいと全然読めなくて、遠藤周作の『沈黙』の最後の方に出てくる謎の古文に出くわしたときの絶望を思い出す。電子図書館にあった『真夏の夜の夢』も途中で離脱。新潮文庫・中野好夫氏の『リア王』と『ハムレット』は確か持ってるが失敗したね。一方で、RJはちくま文庫から出ている松岡和子氏の翻訳がとても良かった。なんか私の持っている好きな本ってちくま文庫ばっかりだぞ。レオの 『Romeo + Juliet』(1996) も観た。全部記憶失くしたけど確かクドかった。それにしても16世紀の喜劇・悲劇、さらにその昔の神話を現代も語り継いで親しんでいるのは不思議な気持ち。
- *北欧を舞台にしたA24のホラー映画『ミッドサマー』大好き。ルーン文字も出てきたし9の倍数使ってるし芸術的だった。住居の壁に北欧らしいタッチの、しかし意味深な絵が描かれていたり、説明されない謎や設定が凝っていた。公式IG (@midsommarmovie)でタロットを意識したファンアートがあったり。LA在住のスウェーデン人スーパーモデルのエルサ・ホスクが、毎年アメリカで夏至祭を祝ってるが怖いものじゃないよ!と言ってたな。北欧というのはアメリカからしてちょうどまだよくわからない世界なんだろう。ホラー苦手だけどよかった。『アッテストゥパン』Ättestupa という単語が忘れられない。
- *3-2 - エルフはスカンジナヴィアだけでなくゲルマン民族の間で信仰されていたという。
- *4 - エルフ wiki / Elf wiki eng : 私が妖精嫌いだったのは、つまり、今書いている次の投稿(予定)にもあるのだが、私がハーマイオニーほどではないにせよ、いたずらという要素を許していなかったからということによる。逆に双子座強めの知人はそういうキャラクターが大好きでシンパシーを感じる模様。ドナルド・ダック然り、『ロード・オブ・ザ・リング』メリーとピピン、『ハリー・ポッター』フレッドとジョージ、ミニオンズ、ラビッツ、ピーターラビット、『ハム太郎』のトラハム兄妹(公式で双子座)、スティッチ然り。大人になって『リロ&スティッチ』観るとかわいいもんね。まさにテーマだったし、悪い子でいいんだよ。
- *5 - 『フェアリー・リング』 fairy ring wiki : 日本語では全然かわいくない「菌輪」という名がつけられている。fkkk
*keywords: Elsa Hosk Shakespeare A Midsummer Night's Dream A Midsommar Nights Dreame AMND Leonardo DiCaprio elf Scandinavia northern myths Norway fairy gnome gemini signs Rabbids Minions the Load of the Rings lor Harry Potter Donald Duck Peter Rabbit
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